1年間の岡山県南部の水稲作業工程を中心に表記しています。

地域により日程は異なりますのでご注意ください。

10月 稲刈り 【コンバイン作業】

9月中下旬  :  コシヒカリ

10月初旬   :  キヌムスメ

10月初中旬 : ヒノヒカリ

10月中旬 :  二コマル

10月中下旬 :   アケボノ

10月下旬 :   アサヒ

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【乾燥・籾摺り・計量袋詰め作業】

稲刈り後 随時作業

11月~2月 トラクター作業 【1回目の耕うん】

早めの耕うんをする事で稲株の分解を促進します。

遅くなる事で代掻きや田植え作業の時に浮きワラが多くなります。株が全て隠れなくても大丈夫です。

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3月~4月  トラクター作業 【2回目の耕うん】

全ての耕うんで一番深くします。2回目の耕うんの時は稲株は隠れる深さにしてください。

4月~5月  トラクター作業 【3回目の耕うん】

浅めの耕うんをおすすめします。この時深くしすぎると代掻きや田植えの時に困ります。

5月月末~6月 水が入る前日まで元肥散布作業とトラクター作業 【4回目の耕うん】

元肥の化成肥料 ・微量要素の散布。散布後に耕うんすることで水を入れた時に肥料が動きにくくなるので後々の色むらが減ります。

籾撒き

田植前25日頃に撒きすることをオススメしています。 21日~30日まで田植ができます。天気の都合と人の都合がありますので臨機応変に対応してください。

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6月 代掻き作業

水を入れて代掻き作業になります。代掻きを丁寧にする事により草がはえにくくなるのと、田植え作業で欠株が減ります。

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6月 田植え作業の一連

早めの田植えをする事で高温障害がでやすいので、10日以降の植え付けがオススメです。

遅すぎると低温障害にあう事もあるので25日までにしてください。

田植前には必ず箱剤の散布をしてください。また、弁当肥えをやると活着がよくなります。

田植え後は速やかに水を入れてもらう事により土が戻り活着が良くなります。

除草剤も適正な時期に散布する事により、草が生えにくくなります。 ただし水持ちが悪い田んぼは草が生えやすいです。

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7月 水入れ作業

3日以上水が持つ田んぼは草が生えにくいです。1日で水がなくなる田んぼは常に水を入れないと除草剤の効果がなくなります

虫が多い年は防除をオススメします。

8月防除作業 【1回目】

稲の生育にあった時期に適正な農薬を使ってください。殺虫殺菌剤が総合防除になりますのでオススメです。

最近では作業の簡略化の為に粒剤を使う人が多いです。ただし早めの散布をしないと効きにくくなります。

効果で言えば 粉剤や液剤の方がシャープに効きますが、場所を選ぶ事や道具が必要となってきます。

追肥

最近では一発肥を使っている人が多いですが、昔より高温が続きますので稲刈り前に肥きれをおこす田んぼが多いです。

また、軽く追肥をやる事で収量も増えます。 やりすぎると倒れる原因になりますのでご注意ください。

9月防除作業 【2回目】

人によりやらない人もいます。質の良いお米を作るためにはやった方が良いです。散布時期をまもり使用してください。 

台風が虫を連れてきますので通過後は散布する事をオススメします。