農業機械には車検はありませんが、いざ使おうと思った時に調子が悪いとこまります。今回はその一例をご紹介します。
部品交換前
爪交換の時などロータリーを手で回してると重く感じたことはないでしょうか?
それはロータリーのベアリングが悪くなり重くなってる可能性があります。
今回はその一例をご紹介します。作業時間は2500時間を超えてきています。
その為ベアリングだけではなくシャフトとケースも摩耗してきていました。

修理前一番右端はサイドカバーの所になります。摩耗が激しい為に隙間ができて草が巻き付きだしました。
草が巻き付きベアリングの方にまでいき動きが悪くなっていました。ここまで摩耗するとASSY交換になります。
部品交換後

色の違いわかるでしょうか?
その部分を部品交換しています。交換前には草が絡みつく隙間がありましたが、新品になると隙間がないので草の絡みつきしにくいです。
分解時ボルトの山が悪くなりかけいえいました。カバーにも穴があいていたので一緒に交換しています。
部品交換後は力をいれなくても軽くまわるようになりました。

取り外した時です。左側が消耗しているもの。右側が新品になります。
そして隙間の違いがわかりますか?
今回修理したのはオイルの入っていない右側になります。

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